いつかのさんた 今日の美優(みゅう)

虹の橋へ旅立ったさんたに見守られながら過ごすみゅうの日常

誤飲

実は、今週はずっとさんたにとって辛い1週間でした。 もちろん私にとってもです。
月曜日の早朝、ゴムを食べてしまったのです。
飾りとして付いていたゴムなんですけど、さんたがそれを目にした時からすごく興味を示していて、噛んだりしてました。食べたら危ないと思って、袋の中に入れておいたのに、その袋の中から出してゴムの部分を食べてしまいました。
朝早く、何だかがさがさごそごそ音がしていたのは気付いていたのですが、また何かイタズラしてるなぁくらいに思ってそのまま寝ていました。 起きたらゴムの部分が無くなっていて驚きました。 床には噛みちぎった残骸がありました。
そして、まだくっついていた部分を急いで切り取りました。切り取った分と、落ちていた分を合わせても明らかに足りません。
絶対に食べてしまったと確信しました。
何でもっともっと厳重にしまっておかなかったのか悔やまれてなりません。 そして、何かイタズラしていると思った時に、なんで起きて確認しなかったのか・・・。
本当に私の不注意から起きてしまったことです。
その時のさんたの様子は特に変わったこともなく、普通にごはんを食べ元気にしていました。
ところが・・・月曜の夜遅くに急に下痢が始まったのです。 子供の頃はお腹がゆるいことが多かったさんたですが、最近はそういうこともなかったので思い当たる原因はゴムしかありません。 でも、相変わらずさんたは元気だったので少し様子を見ることにしました。

翌火曜日、朝も特別具合は悪そうではありません。食欲もあります。 もし、具合が悪そうな素振りを見せたらすぐに病院へ連れて行くように頼んでとりあえず出勤しました。 帰宅後日中の様子を聞いたところ、やはり特に変わりはなく元気だったとのこと。 でも、やはり2回ほど下痢をしてしまったそうです。 そして夜から水曜の早朝にかけて3回ほどの下痢。
水曜日に仕事を早退してさんたを病院に連れて行きました。 月曜日からの経過を説明して、まずはレントゲン撮影。 胃の中に細長いものがあることが確認されました。
その後、先生は、自然に出てこない時の処置方法をいくつかとそれぞれに伴うリスクを説明してくださいました。どの方法も絶対に安全という保障は無く、私の目の前は真っ暗・・・。
食欲があるので今のところはまだ大丈夫ということと、まだ、誤飲してから二日なのでしばらく様子を見ましょうということになりました。
下痢の時は腸の動きが活発なので、その時にゴムが胃から腸に移動したら引っかかりやすくなるということで、腸の動きを抑える注射をしてもらい3日分の整腸剤を処方されて帰宅しました。
とにかく、便と一緒に自然に出てくれるのを願うばかりでした。
腸に癒着して閉塞など起こしてしまう可能性があるのが一番怖かったです。
木曜日の朝の便は、多少今までよりは良いと言う程度で、まだまだゆるゆるでした。食欲は、多少普段よりは落ちてるかなぁというくらい。

そして昨日の金曜日。便の状態はだいぶ良くなって来ましたが、食欲がなくなりました。 食べないことは無いのですが、量が明らかに少ないです。 いつもは夕方になって、ごはんが欲しくなるとしつこくせがんで来るのに、昨日は全然催促に来なかったと母が言ってました。ごはんをあげてもちょっと口をつける程度でそれほど食べず、私が帰宅した時もほとんど残ってました。
食欲が急に無くなったので心配でしたが、すごく元気ということは無いもののぐったりした様子もなく普通に家の中をウロウロしてました。
そして今日、突然の好転です。
朝の排便時に、ゴムも一緒に出てきたのです!!!
1階のトイレで用を足したため、母に呼ばれました。 チップの奥に緑っぽいものがちょっと見えるからもしかしたら、出てきたかもしれないというのですぐに確認・・・あった、あった!緑色のゴムがありました! どこにもひっかかる事なく無事にお出ましです(笑)  まだ全部出たと決まったわけではないけど、どんなにホッとしたことか。
その後、外出したため帰宅後に病院へ。
レントゲンの結果、胃にも腸にも異常はないとのこと。 もしかしたら、まだ残ってるかもしれないと思っていたので、これで本当に安心しました。 レントゲンを見た先生がおっしゃるには、今度は少々便秘気味だそうで、もうしばらく整腸剤を続けることになりました。
さんたも現金なもので、いきなり食欲復活。 私が帰宅した時、病院に行く予定もあってまだご飯をあげてなかった為、ドタドタとすごい勢いで階段を駆け下りてきました(笑)  元気いっぱいです♪
今回誤飲したのはただのゴムではなくて表面をを色糸で覆ってあるものだったので、特に心配でした。と、いうのも細かくちぎってあればスムーズに出て来るかもしれなけど、ゴムの部分は噛みちぎってあって糸の部分だけで繋がった状態だとより腸にひっかかる確立が高くなるということです。
写真で言うと右上がそういう状態です。

 

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なかなか下から出て来ないし吐くことも無さそうだったので、ある程度の覚悟もしてました。
さんた自身も、6日間も胃の中に異物があって相当不快だったと思います。 出てきたゴムは、12センチくらいで途中で糸だけで繋がってるという状態でなく普通に1本のままでした。

今回は、私の不注意によって起こったことなので、本当に苦しかったです。 たまたま良い結果となりましたけど、もしかしたら外科的処置が必要になったかもしれないんですよね。
もう、こんな思いはしたくないです。