いつかのさんた 今日の美優(みゅう)

虹の橋へ旅立ったさんたに見守られながら過ごすみゅうの日常

もしもし~

春頃にこんなことがあった。
今使っている携帯に変える前の話。
部屋に居る時は、二つ折りの携帯を閉じないまま置いておくことがたまにある。
メールを送信した後など、ついそのままにして置いてしまうのだ。
その日も同様に開いたまま部屋の床に置いていた。
さんたが携帯のそばにいるなぁなんて思っていたら、さんたが携帯から離れた瞬間、画面が明るくなりプップップッと通信中になった。
「あれっ?」と思ってるうちに「もしもし~」と声が聞こえてきた。
どうやらメモリーボタンのあたりを踏んで電話をかけてしまったようだ。
急いで出ると「久しぶり~元気?」なんて話してくる。
こちらからかけたので、相手は名乗らない。
声を聞いても相手が誰だか全くわからない。あせったあせった。
当り障りの無い話をし、漸く相手が判明した時は、既に数分経っていた。
よくそこまで会話が続いたものだ。
その後、「実は猫が電話かけちゃってさ」と説明したらすごく笑われた。
相手が誰だかずっとわからなかったことは黙ってることにした・・・。